シーザーが薄毛を隠すために冠を、ルイ14世が薄毛を隠すために貴族にカツラを流行らせたり、古来から薄毛は深刻な悩みのひとつ。

現代日本においても、薄毛は社会全体の悩みです。

2013年にリーブ21が15歳以上の男女4800名を対象に行った調査では、3人に1人は薄毛で悩んでいるということが判明。

これは、日本国内に推定約4200万人もの薄毛進行中の男女がいるという計算になります。

2008年の結果を見ると、薄毛進行中の推定人数は約4600万人。

そう、薄毛人口は減ってるんです!

薄毛人口減少の大きな原動力になったのが毛生え薬

ですが、個人輸入で安価に手に入れた毛生え薬が、トラブルの火種になっているのです。

この記事では毛生え薬の種類と効果、個人輸入と皮膚科、AGAクリニックの違いを解説します。

毛生え薬に使われる成分の発毛効果


毛生え薬とは、その名の通り「毛が生える効果がある」ということを厚生労働省が医薬品として認可した育毛剤を指します。

毛生え薬として認可されている成分は、ミノキシジルとフィナステリド、そしてデュタステリド。

個人輸入の危険性を語る前に、これらの医薬品有効成分について、その効果を確認しておきましょう。

リアップ(ミノキシジル)

大正製薬が製造販売する育毛剤リアップ。

その有効成分ミノキシジルは血管拡張、血管新生作用を持ち、休止中の毛根を刺激することで発毛を促進します。

臨床試験のデータとしては、924名の男性被験者を対象に24週間の観察を行った試験において、2%ミノキシジルを使用したグループがプラセボ(偽薬)を使用したグループに比べ、脱毛部の総毛髪数が平均で20.90本有意に増加したという結果。

日本で認められた医薬品有効成分の中で、唯一ドラッグストアで販売されているものですが、購入前に体調などのチェックシートを薬剤師に提出し、許可を得る必要があります。

ミノキシジルタブレット

リアップに配合された有効成分ミノキシジル、これをタブレット錠にして飲用するというのがミノキシジルタブレットです。

頭皮に塗る場合、ミノキシジルは毛穴から摂取することになるため、皮膚の角質層までしか浸透させることができません。

一方、ミノキシジルタブレットの場合は、口から体内に取り入れるため、効果を残さず受け取ることができます。

そのため、ミノキシジルタブレットはリアップよりも、ミノキシジルの効果を強く発揮することができるのです。

ただし、ミノキシジルの内服による使用は外用による使用に比べて体調の管理が難しいため、日本国内では認可されていません。

医師による管理が行われていない環境で使用するのは危険とされているため、国内で医師の処方なくミノキシジルタブレットを手に入れるためには個人輸入を行うしかないのです。

フィナステリド

飲む育毛剤として一時期話題になったプロペシアに配合される有効成分です。

男性型脱毛症(以下AGA)を引き起こす2型5αリダクターゼを阻害することで、脱毛の進行を抑える働きがあります。

臨床データとしては、3927名の男性被験者を対象に12~24ヶ月以上観察した結果、1平方メートルあたりの硬毛数が6ヶ月、24ヶ月のどちらの時点でもフィナステリドを使用したグループがプラセボを使用したグループにくらべ有意に増加していたということがわかっています。

デュタステリド

フィナステリドでは、2型5αリダクターゼを阻害していましたが、デュタステリドは1型の5αリダクターゼも阻害。

より確実にAGAを抑制することができる毛生え薬です。

臨床データとしては、4950名の男性被験者を対象に、6~60ヶ月間観察した試験において、頭髪写真評価で毛量増加を示した被験者の比率がデュタステリド0.5%を使用したグループがプラセボを使用したグループよりも有意に優れた効果を示したという結果がでています。

これらの毛生え薬はミノキシジルを除いて、日本では市販されていません。

安さの代償!個人輸入の落とし穴!

毛生え薬は海外で開発されたものも多く、薬品会社などの仲介業者を通さずに個人輸入することえ安価で購入することができます。

しかし、薬品会社は中間搾取するために仲介しているわけではありません。

毛生え薬を安全に安心して手にしてもらうために、仲介を行っているのです。

そのことを知らずに、ただ安価だからという理由だけで個人輸入に手を出した方のトラブルは2005年以降増加傾向にあります。

その代表的な例を紹介してみましょう。

中身が違う!?日本ではあり得ないガバガバチェックの現状!

日本において、薬品会社を通じて正規に流通している医薬品は、医薬品医療機器等法に基づいて確認がなされているため、品質と有効性と安全性が保証されています。

しかし、個人輸入によって薬品会社や医師を通さずに手に入れた医薬品に関しては、医薬品医療機器等法の確認が行われていないため、品質に関する保証が一切されていないのです。

毛生え薬の例ではないのですが、香川県が発表した報道資料によると、2012年6月に香川県内に住む男性が勃起不全治療薬を個人輸入した際、購入した錠剤を分析したところ、偽造医薬品であったという例が報告されています。

個人輸入した医薬品のパッケージを開けたら別の薬が入っていたというケースは、個人輸入のトラブルではよく見かけられます。

その理由は、「海外メーカーのずさんすぎる品質管理」に他なりません。

2014年に、第一三共は、2008年に買収したインドのジェネリック医薬品メーカー「ランバクシーラボラトリーズ」の売却を決定しました。

ランバクシーといえば、世界第9位のメーカー。

第一三共もおよそ5000億円という資金で買収したほどの大企業です。

そんな巨額の資金を動かして買収したにも関わらず、第一三共はたった6年であっさりと売却してしまいます。

実は、ランバクシーは買収直後にアメリカ食品医薬品局(FDA)の査察でずさんすぎる生産管理体制が発覚し、インド国内の2工場が対米禁輸措置を受けてしまったのです。

日本から役員を派遣するなど必死で品質向上措置を行った第一三共ですが、2013年、2014年と立て続けに対米禁輸措置を受けてしまうランバクシー工場。

こうして、第一三共は巨額の投資を行ったランバクシーの売却を決定しました。

品質管理命の日本の企業が6年間もサポートしたのにも関わらず、海外の工場の品質は一向に改善しなかったのです!

毛生え薬を安価に購入したはずなのに、服用したら全然違う薬だったなんて笑い話にもなりませんよね。

医薬品には副作用も関係してくるので、安全性が高いものだけを使用したいものです。

個人情報の漏洩!クレジット番号が取引されているかも!

個人輸入は、個人輸入代行業者を通して行います。

インターネットを介して輸入を依頼する場合には、よくクレジット支払いが利用されるのですが、これもまた個人輸入ならではのリスクを生じてしまいます。

輸入代行業者がクレジット番号を他者に流通させている場合があるのです!

実際にあった例を紹介すると、商品をキャンセルしたいと申し出た際に、「本人確認のためにクレジット番号とセキュリティコードを教えて欲しい」と聞かれ、メールで送信した結果、第三者にクレジット番号とセキュリティコードが知られてしまったのです!

その他にも、住所や電話番号などの個人情報を業者に知らせることになる個人輸入。

個人情報の漏洩リスクを考えると、やはり利用しないに越したことはないでしょう。

日本で安全に毛生え薬をゲットするのならAGAクリニックが一番!

安全、かつ確実に毛生え薬をゲットするのなら、日本で正規のルートを取るのが一番です。

そのルートとは医師に処方してもらうというルート。

薬代の他に治療費も掛かるので、少々価格は上がりますが、安心・安全を買ったと思えば安いものです。

では、毛生え薬を医師に処方してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?

皮膚科で育毛できるって知ってた?

髪が薄い悩みを相談できる病院として、一番身近にあるのが皮膚科です。

専門のクリニックでしか薄毛治療できないと思っている方が多いようですが、頭皮も皮膚の一部なので皮膚科でも適切な治療や医薬品の処方を受けることができるのです。

ただし、AGAクリニックと違って、皮膚科医の専門分野はあくまで皮膚疾患。

専門的な治療を受ける事はできません。

また、脱毛症の外来を受け付けていない病院もあるので、来院前に確認しておくといいでしょう。

脱毛症は保険が聞かないって知ってた?

脱毛症による外来には保険が効きません。

健康保険は、疾患や負傷による医療費を負担する保険制度ですが、薄毛は残念ながらどちらにも当てはまりません。

そのため薄毛治療外来を受けると、治療費は全額自己負担ということになってしまいます。

脱毛症外来で料金を支払う際には、病気で治療を受けるときの費用よりも多く掛かることを覚悟しておきましょう。

AGAクリニックが皮膚科よりもお得なわけ!

脱毛症外来でかかる料金は全額自己負担になるのですが、その金額は実はAGAクリニックとほぼ同額。

AGAクリニックが高いと思われがちですが、それは保険料の分だったのです!

同じ料金で治療を受けるのなら、専門家に診てもらうほうがお得ですよね!

皮膚科の専門は皮膚疾患、AGAクリニックの専門は薄毛治療。

どちらがお得なのかは火を見るより明らかです。

皮膚科での治療は毛生え薬だけなのに対して、AGAクリニックでは自毛植毛や幹細胞治療など、治療方法も選択できます。

そのため、毛生え薬で髪が生えなくとも、手段を変えていくことで最終的には確実に髪を増やすことができるのです。

日本で安心して安全に毛生え薬をゲットするのなら、AGAクリニックが値段も効果も一番お得ということを覚えておきましょう!

女性は?副作用は?毛生え薬に関するQ&Aに徹底回答!

毛生え薬は薄毛対策として手軽な方法のひとつですが、その知識がないうちに手に入れるのが怖いという方もいるでしょう。
そこで毛生え薬に関するあらゆる疑問に、徹底回答してみました!

高校生でも毛生え薬を使っていい?

A.成長期に使用するのは危険です

近年は若ハゲに悩む方も増えてきているため、病院側でも成長期の薄毛患者に対する処方が確立しています。

個人輸入で手に入れた毛生え薬を自己流で使用するのは危険ですが、医師に処方された毛生え薬を指定された用法用量で使用する分には問題ないでしょう。

女性用の毛生え薬はある?

A.あります。

フィナステリドやデュタステリドは、女性が使用すると副作用の危険が大きいのですが、ミノキシジルであるなら使用しても問題ありません。

リアップにも女性用のリジェンヌというシリーズが販売されているので、ドラッグストアで気軽に買うのならリジェンヌがオススメです。

パントガール、パントスチンなど女性用の医薬品の錠剤育毛剤もあります。

AGAクリニックで処方してもらえるので、自分の薄毛がどのタイプなのか迷ったら、無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

毛生え薬は子作りに影響が出る?

A.副作用によって悪影響が出る場合があります。

フィナステリドやデュタステリドの副作用には性欲減退や男性器障害があるため、副作用が発症すると子作りに影響してきます。

また、妊娠中の女性がフィナステリド、デュタステリドに触れると、胎児に悪影響が出るため、妊娠中はこれらの毛生え薬は避けたほうがいいでしょう。

いずれにしても、子作りに関しては経験豊富な医師に相談してみるのが一番です。

色々な家庭環境の方から相談を受けているはずなので、あなたに合った毛生え薬との付き合い方を提案してくれるでしょう。

毛生え薬の効果と近いサプリメントはある?

A.フィナステリドやデュタステリドと効果が近いサプリメントとしてノコギリヤシがあります。

ノコギリヤシには5αリダクターゼを抑制する効果があるため、フィナステリドやデュタステリドが使用できない女性にオススメのサプリメントです。

男性でも効果を実感している方もいるので、毛生え薬に抵抗があるという方には試してみてもいいのではないでしょうか。





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