界面活性剤ハゲ
界面活性剤と言えば、髪や肌に悪いというネガティブキャンペーンを最近よく目にしますが、
ひと口に界面活性剤と言ってもたくさんの種類があります。

その中に肌に悪くない界面活性剤があるのかと言えばほとんどないわけですが、
表皮に汚れが残っている方がよっぽど肌に悪いので、
界面活性剤とは上手につきあっていく必要があります。

自分の肌と相談して、最も自分に合った界面活性剤を使用するのが大切なので
界面活性剤の種類や選び方についての知識が必要になってきます。

界面活性剤を使うとハゲるは嘘?

界面活性剤を使用すると本当にハゲるのでしょうか?

実は、界面活性剤は使い方を間違えなければ別にハゲることはありません。

何故なら界面活性剤が使われていないシャンプーは存在しないからです。

シャンプーを使用するでハゲてしまうのなら、
日本中の老若男女が薄毛になっているはずですからね。

日本の薄毛人口の9割が遺伝によるものとも言われています。
そのため界面活性剤が原因でハゲてしまうというのは、
ちょっと大げさな物言いなのかもしれません。

しかし、遺伝による薄毛進行を界面活性剤が助長している可能性は否定できません。

言ってみれば、最終的にはハゲるであろう人たちのハゲるスピードを
界面活性剤は速めてしまうということです。

つまり親族に薄毛がいる方は、界面活性剤について詳しくなっておく必要があるのです。

界面活性剤はどうして必要なの?

界面活性剤の理由
それでは頭皮に良くないと言われている界面活性剤は、どうして使われ続けているのでしょうか?
界面活性剤の働きは、を混ぜることにあります。

本来水と油は混ざり合わないのですが、
親水性と親油性を持った成分があると溶け出して混ざり合うのです。

この親水性と親油性を持った成分こそが界面活性剤です。

酸化した皮脂やワックス、ホコリなどのゴミは細菌の温床になってしまいます。
しかし、こびり付いたこれらの汚れはお湯だけでは簡単には流せきれません。

界面活性剤はゴミをこびり付かせた皮脂を溶かすことができるので、
頭皮を常に清潔にするためには必須のツールなのです。

4種類の界面活性剤を知って、頭皮を守ろう!

洗浄用の界面活性剤にはだいたい11種類のものがあります。
シャンプー洗剤化粧品などに使われています。

シャンプーに使われるのは11種類中大きく4種類。
成分の特性が大きく異なるので頭皮の状態によって使い分けるといいでしょう。

天然由来のシャンプー

界面活性剤は何も人工的に作られたものだけではありません。
自然界に存在する界面活性剤もあるのです。

大豆ヘチマに含まれるサポニン
卵黄に含まれるレシチンは有名ですね。

天然由来の界面活性剤が使用されるシャンプーは非常に少ないですが、
ビットウィンが販売する「ナチュサポ」というシャンプーはサポニンをはじめとした
天然成分だけで作られているため薄毛にはとても安心です。

石けん系シャンプー

ヤシ油などの天然の油脂に苛性ソーダを反応させると出来る、

・ラウリン酸Na
・オレイン酸Na
・ステアリン酸Na

が石けん系界面活性剤です。

天然に近い成分なので、薄毛でも安心して使うことが出来ます。

ただし石けんはアルカリ性で頭皮は弱酸性なので
炎症があったり皮膚が極端に弱い場合は天然由来に切り替えましょう。

石けん系は結構な種類が出ていますが、代表的なのがミヨシ石鹸が販売する「無添加せっけんシャンプー」です。
少々高いですが、髪を守るためと考えれば・・・!

石けん系を使用すると「髪がきしむ」などの弊害がありますが、それは髪が弱っている証拠。
本来の健康な頭皮に戻れば、ツヤを取り戻してきしみも気にならなくなるはずです!

アミノ酸系シャンプー

低刺激で、適度な洗浄力を持つ界面活性剤はアミノ酸由来のものです。
アミノ酸はタンパク質の原料となるものなので、髪を傷つけずに洗浄できる優秀な界面活性剤です。
主な成分は、

・ココイルメチルタウリンNa
・ラウロイルメチルタウリンNa
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイルメチルアラニンNa
・ココイルメチルアラニンNa
・ラウラミノプロピオン酸Na
・ラウリミノジプロピオン酸Na
・ラウロイルアスパラギン酸Na

となっています。

頭皮に対する刺激もないので薄毛でも安心して使えます。
髪に優しいという特性があるため、髪の本数が少ない薄毛よりも
髪がやせ細ってしまった薄毛の方に有効な成分と言えるでしょう。

なかでも高級アミノ酸系のシャンプーは少し値段がはりますが
これまで述べてきたすべての不安要素が含まれていないのでおすすめです。
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高級アルコール系シャンプー

高級と言っていますが、別に値段が高級というわけではありません。
分子に含まれる炭素原子数が12程度のアルコールを高級アルコールと呼んでいるのです。

「高級なのだから薄毛に最もふさわしいのでは?」と思った方がいたら申し訳ありません。
と言うよりもむしろ薄毛に最も危ないのが、この高級アルコール系の界面活性剤なのです。

代表的なものは、

・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na
・ラウリル硫酸塩
・ラウリル硫酸TEA
・ラウレス硫酸アンモニウム
・ラウレス硫酸TEA

です。

洗浄力、脱脂力が非常に強いため頭皮を洗浄するという用途において優れた性質ではあるのですが、
いかんせん肌への刺激が最悪です。

分子が小さいラウリル硫酸Naは、毛穴から肌へ浸透するため経皮毒の危険性すらあるといいます。

驚いたことに、この手の界面活性剤は薄毛用育毛シャンプーに含まれていた時期もありました。
頭皮の汚れこそが薄毛の原因と思われていた時代でしたから仕方ないと言えば仕方ないのですが、恐ろしい話です。

そんなシャンプーを使っていたんですからサクセスしないわけですよね!

イチイチ覚えてられないという方のために、とても簡単な覚え方を教えておきます。

「『硫酸』ってついてたら危ない

これだけ注意しておけば大丈夫ですので、きちんとチェックして購入してください!

なお、あえて製品名は紹介しませんが、市販のシャンプーのほとんどがこれを使用しています。
薄毛が目立つのなら買い換えを検討してみてください。

まとめ

界面活性剤が薄毛に良くないと言われているのは、頭皮への強烈な刺激が主な原因です。

とはいえ頭皮をしっかり洗浄しないと、やっぱり薄毛が進行します。
皮膚に悪い悪いと言われているのに未だにシャンプーが使われているのは、そういう理由もあるのです。

自分の頭皮が刺激にどのくらい弱いのかを理解して、
ちょうどいいシャンプーを選ぶのが薄毛の進行を遅らせる最適の方法です。
せっかくなので、この機会にシャンプーの変更を考えてみてはいかがでしょうか?


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